〈発表者・発表内容〉 |
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1.開会のあいさつ 13:00− |
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2.研究報告 各15分 (五十音順) |
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「オットー・ノイラートISOTYPEの基本原理について」
角田彰利(東京100ミリバールスタジオ) |
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アイソタイプ(isotype)は、1920年代にオットー・ノイラート(otto neurath)によって考案された視覚的統計図表や絵言葉である。過去のisotypeに関する文献からノイラートの言葉のみを抽出し、それらを並列的に見ていくことで、彼自身言葉からアイソタイプの基本原理とは何かを考察した。 |
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「古活字かなの研究」
廣澤梓(ヤフー株式会社) |
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江戸初期から始まる1600年代の古活字版における平仮名の形から、仮名文字の美しさを原点を見ることができないか。古活字版資料50冊から文字の形をトレスして正方形に再配置し時代順に並べ、変化を観察しました。また、トレスしたものから現代的な視点でもモダンで美しいと思えるものを選出し、仮名書体を制作しました。 |
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3.研究および制作発表 各50分 (五十音順) |
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「動作と動作のイメージ」
石塚英樹(武蔵野美術大学非常勤講師他) |
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あるテレビゲームでは、ボタンを押すことで弾を打ち、別なテレビゲームではジャンプをする。そこでは「打っている」イメージや「飛んでいる」感じが想起されるが、どちらも「ボタンを押す」という同じ動作しかしていない。この小さな気付きを足がかりとして、コンピュータ上における“動作”と“動作のイメージ”の関係について、試作を通し発表をする。
これは同時に、コンピュータ・モニタ上での「色を見る」という行為を、動作と動きの一部として扱う試みでもある。
ボタンを押すといった入力機器上の動作は、モニター上の動きと結び付きながら、様々な動作のイメージを作り出す。この動作と動きの関係が、対象の把握に影響すると仮定した上で、コンピュータ上の動作に注目する。つまり色の操作とそこから生じる変化が、個人ごとの色彩モデルの形成に影響しているという前提で、まずは動作に注目する。 |
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「動きと発達のダイアグラム」
山本尚樹(立教大学現代心理学部映像身体学科助教 武蔵野美術大学非常勤講師) |
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生きているものは、機械のように他のものに動かされるのではなく、自ら動く。さらに、その動きの規則性 や、姿形すらも自らで変えていく。この、生命の動き、発達、進化という現象を、我々はどのように捉えればよいのだろうか。本発表で は、こうした生命現象にアプローチしてきた先人の仕事をいくつか紹介したうえで、動きを形として捉え、その形のヴァリエーションを並 べていくことで乳児の発達という現象にアプローチする、発表者の研究を紹介する。
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3.閉会のあいさつ16:20〜16:30 |
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4.懇親会 (国分寺または鷹の台周辺・17:30開始予定) |
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