大橋
私は油絵によるイラストレーションを制作しました。まあ、見ていただければ分かると思うのですけど、こんな感じで題名は日曜日、日曜日というにはそんなに深い意味はないのですが、楽しい世界というテーマで描きました。イラストレーションというのは見て楽しむと言う事が重要とういうか、私はそれがいいなと思っているので、自分でも楽しみつつ、見た人に楽しんでもらえるような作品を作りました。意味とかはいろいろあったりもするんですけど、人間の、普通に私達が住んでいる世界を書いているという感じですけど、楽しい世界っていっても楽しいばっかりではなくて人間の暗い部分とかも私はいいと思うので、そいうのも善も悪もいろいろある世界を私は書いています。こんな感じでずっと書いていきたいと思います。
こちらの「夜にうまれた子供達」という絵なんですけど、夜というのは、ちょっとなんか暗いイメージというか、荒れた世界のイメージなんですけど、その中でも大きな女の人がいて、この人は母みたいなイメージで、大地の母みたいなイメージでそういう人が守ってくれている世界という意味をこめて描きました。
和智
日曜日の夕方とかっていうのは、日曜日があわって明日学校だとか、楽しいだけではない、日曜日独特の明日はという感覚があると思うのですが、そういう感覚は絵に込めたりしたんのですか。
大橋
あんまり、日曜日の移り変わりとかはなくって、なんとなくイメージを、イメージ的に楽しいいかなって思って。確かに日曜日は寂しい部分もあって、でも人間の世界って全部そんな感じかなっていう感じですね。
正田
楽しい事だけではなくて、欲望とかロンドとかみたいのをこの絵から感じ取るんですけど、そいう物って人間の本能として、喜びを与えてくれる事もあり、逆に自分のみを破滅させる事もあり、そういった混沌した感じをこの絵から読み取れるかな。
大橋
でも、まさにそんな感じです。本当は卒業制作展で出した時には、あと2点あってもうちょっと細かなこのような世界がもうちょっと見れたと思うのですが、今回は3点ということで。
|