テスト   silhouettes
小杉 幸一

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小杉
僕は字と図の関係をつかってアルミで立体を作りました。またその立体を現実の世界において撮影した平面と立体をつくりました。なんで作ったかというと、今までに字と図の関係を使った作品はいっぱいあるんですけど、字と図の関係性がバラバラの物が多いなって感じを何か一つの人間ストーリーとして組み立てて、人間の1つの行動として見せれるんじゃないかと思ってつくりました。同じ地と図の関係で作っているんですけど、その人間の行動たとえばダンクとか、バスタオルとれちゃった時の女の人のシルエットとか、人の様々な行動によって地と図の関係のみた人の意味の取り方が違うふうに見せれたんじゃないかなと思いました。 僕は格闘技が好きなんですけど、ミルコクロコップと言う格闘家に焦点を当てて過去の3戦、ボブサップ対ミルコクロコップ、ミルコクロコップ対永田佑司、ミルコクロコップ対ノゲイラの3戦やったんですけど、ミルコと戦った相手を立体で作って、図の部分をミルコクロコップを抜いて制作した3体なんですけど、それを3つあわせると1つの3戦を経験してきたミルコの姿が図になってあらわるっていう、3作連動の格闘技立体なんです。実寸なんでボブサップはちゃんと2mあります。あとお風呂場。女の人の隠すと言う行動を地と図であらわした物なんですけど。見たまんま見えないとうそのままなんですけど。撮影の時ほとんど無許可で撮影にいたりました。バスケットの方はディフェンス、オフェンスってゆう相反するものを地と図の関係であらわしして、オフェンスとデフェンスを一つの立体であらわしました。あとこっちはこれは異質なんですけど、囲うってことで一つの意味性見たいのものが出てきたんじゃないかなって思った作品です。アームズって言うですけど、武器の相称はアームズていうので。
 
和智
最初なにがおいてあるのかが分からなかったのですけど、ちゃんと見たらあっすごい面白いなって思いました。彼が一番好きそうな、ミルコクロコップが1番熱が入っている感じがして一番面白かったです。
 
新島
僕は個人的にはこれが好きです。頭抱えてウァーって感じが。
 
勝井
僕はバスケットも好きだし、彼にしては随分静粛にやったね。すばらしいよ。あなたの成長ぶりがね、すごく開き直った感じがして、すごく抜けたなって思ったんですよ。
 
武藤
僕も昔、地と図の関係を調べた事があって、それで面白いなって思ったのは、形自体が地と図っていゆよりも、その隠すっていう行為で、隠れてなくて向こうが透けて見えていて、それは実際その図になっている。黒い図の中では隠れている。概念的な意味での地と図が一緒になっているのが面白いなって思います。