テスト   大崎君の遺伝子組み換え
大崎 優

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大崎
生き物のレゴブロックのようなもので、イヌと人は同一の写真を分割し立体的に組み換えた時に、別な物が出来上がるという作品です。 生き物の情報、DNAとか分子生物学といったことか、生き物と言う存在を情報と言う概念で分解していく、ことです。その分解された物をまた操作していくということで、遺伝子組み換えというタイトルになっています。 写真を撮る時には前と後ろと横みたいに単純に撮って、それをまた単純なグリットで分割して、その単純に分割された一単位みたいな、単位かしたからことまた、再構成ができる。 おまけとしていろいろ外せたり、遊べたりします。
 
美甘
はずした時の断面はどうなっているのですか。
 
大崎
下から見た図が貼られています。例えば首は、顎を下から見た写真が貼られています。
 
勝井
プロポーションはあなたの実寸だよね。全部リアルサイズにしているの。なんか手がやたらに大きだけど、特別にそういうグロさに特徴があるの。
 
大崎
手とかは図の部分をだしたくなかったので、結果的にはでているのですが、少し大きくしています。
 
勝井
グループの構成しかたは、何かシステムはあるの
 
大崎
なにを単位にするかということで、一応目にしました。目が30mmということで、それを単位としています。そのため、ずれがあり例えば目の間が狭まっていたりします。
 
石垣
なぜ、これを作ったのか興味があります。情報を置き換えると言う事は分かるのでけど、例えば形にしてからは、今言ったそのものブロック自体も意図があってこれを組み換える事によって何か違う意味をあらわすことがあるのかなと思ったのですが、ブロックの形そのもののに何か意味があるのですか。
 
正田
立方体という単位に置き換えることによってなにか新しいことが見えてきたと思うのですが、自身ではそれは何だと思われますか。
 
大崎
一応立方体と言うのは、人は凄く複雑な形を前と後ろと横という三つの要素だけで作っているので必然的にキューブになってしまうのですね。
 
美甘
犬を作った時にあたまった立方体はどこに余ったのですか。逆に犬の写真で人を作る時に足りない所はどこから持ってくるのかなていう。
 
大崎
一応、反復、同じパートを2度使用してたりするんですよ。